三国志DS3攻略サイト

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はじめに

この批評(レビュー)は、まだ三国志DS3をプレーしたことがない方のために、ゲームの概要と個人的な批評を紹介したものです。

購入の参考になさる方は、人によって違った楽しみ方、違った評価があることを理解した上で、お読みください。既にプレーされた方は、お読みになる必要はございません。

批評(レビュー)

三国志DS3(三国志V)の最大の特徴は、戦争の面白さにあります。戦争は、昔からあるお馴染みのターン制で、碁盤のような戦場を将棋の駒のように部隊を動かして戦います。リアルタイム制のような白熱した戦いもなければ、必殺技のような派手な演出もないのですが、将棋のような駆け引きの面白さがあります。

三国志DS3(三国志V)の戦争は、地形や陣形の効果が特徴的なため、兵力や武将の能力で力押しすることができません。その土地に合わせた戦い方、配下武将に合わせた戦い方、敵の配置や陣形に合わせた戦い方を、その都度考えなければなりません。陣形は、三国志V以外の作品にも採用されていますが、一長一短のバランスの良さで三国志Vに優るものはありません。

システムが単純なためか、コンピューターの戦い方も抜け目がありません。兵の少ない部隊は敵に狙われますし、背後をケアしていなければ回りこまれますし、不用意に近づけば計略を喰らいます。プレーヤーの裏をかくような高度な戦術はありませんが、三国志10のような愚かな戦い方は絶対にしてきません。

また、戦場からの距離に応じて、各地から次々援軍がやってくるのも良いです。強大な敵に対しても、援軍が到着する前に短期決戦を挑めば勝ち目がありますし、逆に、こちらが劣勢の場合は、援軍が到着するまで時間を稼ぐ戦い方が必要になります。苦手な地形で戦うのを避ける目的で、わざと隣の都市に攻め込んで、万全の体制で敵の援軍を迎え撃つという戦い方もあります。

戦争以外では、命令回数も特徴的です。1ヶ月に下せる命令は名声によるのですが、勢力が大きくなってもなかなか命令回数は増えません。しかも、内政が1度の命令で全都市の何十人もの武将を動かせるのに対し、褒美は1度に1人しか与えられないという理不尽な仕様です。小勢力の頃は、内政をしつつ、人材収集や募兵に力を注ぐことができるので、楽しいのですが、勢力が大きくなると、戦争と褒美で手一杯になります。大勢が決してからの展開の遅さが、三国志DS3(三国志V)の大きな欠点です。

簡略化された戦略は、もちろん短時間で終わりますが、戦争も、演出が少なくてコンピューターの操作も早いので、慣れれば10分もかからずに終わります。展開が早いので、携帯ゲーム機との相性も抜群です。

ここまでは、三国志Vと共通する本編の内容ですが、三国志DS3には、英雄バトルロードというDSオリジナルのモードがあります。これが非常に良い出来で、これだけで1つの作品にできるくらいボリュームもあります。

英雄バトルロードは、ステージクリア型のシミュレーションRPGです。限られた配下でステージを攻略し、そのステージをクリアすると新たなステージが開放されます。武将を増やしたり育成したりしながら、全ステージをクリアするのが目標です。各ステージには英雄バトルロード独自のストーリーが用意されていますし、特定条件を満たすことで得られる特典もあります。各ステージ攻略後には被害や日数などにより評価が下され、最高評価を獲ることで優秀な武将を登用できるようになります。また、ここで育成した武将の能力を本編に反映させることもできるので、やり込み要素としても十分です。もはや、本格シミュレーションRPGといえる充実ぶりです。

育成方法が本編と異なるのですが、その影響で、活躍する武将から戦い方まで驚くほど本編と性質が異なります。三国志Vをやり込んだという方でも、この英雄バトルロードなら新鮮味が存分に味わえるはずです。しかも、育成要素が本編よりも強いため、効果的な育成ができれば、圧倒的な勝ち方も可能になります。

筆者は、遠い昔に三国志Vをやり込んだ経験があるため、三国志DS3の本編にはすぐに飽きてしまったのですが、英雄バトルロードだけでも十分な価値があると感じました。三国志Vをプレーしたことがない方はもちろん、三国志Vをプレーしたことがある方にも、一考の価値はある作品だと思います。

- おすすめ度 -
★★★★☆

三国志DS3の攻略内容

批評(レビュー)

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○○バトルロード